同じ人の作品ですか?
おかげさまで京都・東寺の作品展は順調に進んでおります。
東寺には金堂や講堂をはじめ、いろいろな建物がありますが、作品展は食堂(じきどう)という建物で開催しております。
ここには千手観音菩薩(現在は十一面観音菩薩)がご本尊として安置されており、私は日々手を合わせて感謝の念を伝えております。
食堂内には木版画やパステル画など200点を超える様々なタイプの作品を展示しています。
よく聞かれるのは「絵はすべて同じ人の作品ですか?」という質問です。
優しかったり厳しかったり、作品によって雰囲気や表情が異なるため、複数の人が描いたと思われるのでしょう。
1人で描いたと答えると、よく驚かれます。
いろいろな作品を生み出すのは大変ですが、興味を持って頂ければうれしいです。
外国の方にも好評です!
9月20日より京都・東寺で作品展を開催しております。
さすが世界遺産の東寺、外国の方もたくさん来てくださいます。
アメリカやオーストラリア、中国など国際色は大変豊かです。
英語はほとんど分かりませんが「ワンダフル!」「ビューティフル!」と言って頂けるととても嬉しいです。
9月20日、スタートします。
作品「観音さま②」の紹介
続いて紹介するのが「心鏡(かがみ)観音」です。
観音さまは観る人の心を映し出し、寄り添ってくれる
悲しみにくれる人には涙を共に流し、よろこびに微笑む人には満面の笑みを映してくれる
「いま」のあなたの心を知る観音さま
焦点が定まっていないような、不思議なまなざしが特徴です。
背景の深い緑色にも注目してみてください。
見る人の心境で印象が変わってくる作品です。
作品「観音さま①」の紹介
観音さまを描いた作品を紹介させて下さい。
まずは「希望(のぞみ)観音」です。
全ての人に確かな明日・未来のあることを
どんな状況であれ、望みを持って生きることの大切さを、気づかせて教え導いてくれる観音さま
大きな目と穏やかな表情は慈愛に満ちています。
傷ついたとき、悲しんだとき、疲れたとき、観音さまはいつも隣りに寄り添って支えて下さります。
東寺・展覧会のチラシ 「龍」で完成!
9月から始まる東寺の展覧会のチラシができあがりました!
おもて側はお気に入りの「龍」を大きく載せています。
遠くから見てもインパクトがあるデザインに仕上がったのではないでしょうか!?
チラシは毎年、ゼロから手作りでデザインを考えています。
作品の魅力をいかに伝えるか、文字を見やすくするにはどうするか、
色やレイアウトとのバランスなどとても難しい作業です。
いずれにせよ、今年も完成できて一安心しています。
展覧会の開始に向けて気合いが入ってきました!
今年は原画に加え、複製画の販売もおこなっております!
たくさんの皆さまに見て頂けることが私の生きがいです。
京都にご縁のある方々はぜひお立ち寄り頂けますと幸いです。